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日刊建設タイムズ社
2024/03/25

【千葉】廃校跡で民活導入も/新室内温水プール整備/新年度に検討委設置/館山市

 館山市は22日、新室内温水プール整備に関する方針を明らかにした。整備候補地について、学校再編に伴う学校跡地の利活用を検討する。整備手法は、従来方式、DBO方式、PFI方式、PFIを除くPPP方式を想定。今後は、立地適正化計画策定に伴う廃校跡地利活用の検討と関連して整備候補地を抽出するとともに、2024年度に「新室内温水プール整備検討委員会(仮称)」を設置し、整備に向けた具体的な検討を進めていく。
 コンセプトは▽誰もが生涯にわたり水に親しめる環境▽健康づくりに取り組める環境▽人と人とが交流できる環境▽地域スポーツの拠点となる環境▽スポーツ合宿に対応した環境▽財政負担軽減による持続可能な施設整備・運営。
 子どもから高齢者まで、誰もが気軽に親しめる通年型室内温水プールは必要だが、厳しい財政状況から多額の市費の投入による整備は困難な状況となっている。
 そこで、整備・運営において市の財政に負担をかけない方法での財源獲得を調査・研究し、スポーツ振興や健康づくりの交流拠点となるユニバーサルデザインの室内温水プールの整備・運営に向けた具体的な検討を行う。
 一方で、市で資金調達を行う場合には、団体、個人、企業など官民一体となって、ふるさと納税、一般寄付、クラウドファンディングなどに取り組む必要がある。
 25m室内温水プールは、湊288―89の市有地2116・44uにある。建物はS造2階建て、延べ床面積1317・5u、1970年の建築。老朽化が著しく、つくばアクラライフ研究所による指定管理期間が満了を迎える年度末をもって廃止する。
 2023年8月1〜20日に実施した新室内温水プールの設置の可能性などに関する市民・施設利用者アンケートの際には、新室内温水プールの整備費約10億円を概算した。k_times_comをフォローしましょう
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