トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社四国
2024/03/22

【愛媛】大洲市 長浜港内港埋立事業で複合施設整備

 大洲市は、長浜港内港埋立事業として8万4000平方bを埋め立て、公共複合施設や道の駅、スポーツ施設、公園、緑地などを整備する方針。順調にいけば2024、25年度に埋立造成の調査・設計に着手し、26年度に着工する。また、施設整備については30年度に調査・設計に取り掛かり、32年度以降の着工を目指す。市が公表した事業基本計画案によると全体事業費は92億8000万円で、このうち埋立造成費は29億5000万円、施設整備費は63億8000万円を見込んでいる。
 用地は、ふ頭エリア、公共施設エリア、便益施設エリア(道の駅)、スポーツ・レクリエーション施設エリア、緑地、道路、港湾緑地、小型船だまりに分けて整備する。
 公共施設エリアには床面積約2500平方bの複合公共施設を整備し、支所や図書館、公民館、などを集約する。また、駐車場や消防団詰め所、公園なども併せて整備する。
 便益施設エリアには木造平屋約1100平方bの物販飲食施設や管理施設、商業施設などを配置する。
 スポーツ・レクリエーション施設エリアにはサッカーに対応する約2万5000平方bの多目的広場やスケートボードなどのアーバンスポーツに対応する約6000平方bの多目的広場などを整備する。
 ふ頭エリアでは貨物船の荷役に対応するための岸壁や臨港道路を整備する。
 公共、便益、スポーツ・レクリエーションの各エリアについてはPPP/PFIの事業手法を想定している。
 基本構想と基本計画は八千代エンジニヤリング愛媛事務所(砥部町)が担当。

提供:建通新聞社