日本工業経済新聞社(埼玉)
2024/03/21
【埼玉】ふじみ野市 駒林体育館改修でLED化等一括発注
ふじみ野市は2024年度、駒林体育館(駒林28)の改修工事費に9644万8000円を充て6月にも入札公告する見通しだ。既存照明のLED化、屋内壁の張り替えなどを計画中で、工事内容を一括した発注を想定する。
1981年に完成した同体育館(アリーナ面積約911u)の劣化箇所を更新する。LED灯への全面交換、老朽化した館内壁の張り替え、外階段と玄関の改修、館内小部屋(ミーティングルール)の更衣室への用途変更などを発注する。
一連の改修工事費に9644万8000円、工事監理委託には354万2000円、備品購入には350万円程度をそれぞれ充当する。23年度の改修工事設計を柳井設計(ふじみ野市、電話049−264−8320)が受託している。
劣化部分の改修・更新とは別に、空調が未整備なアリーナ空間への空調新設も検討している。24年度予算案に空調整備の工事費までは計上していない。設計の進捗によるが、早くて6月の市議会に工事費の補正予算案を提出する考えだ。熱源はガス・電気双方の利用が可能。
駒林の空調設計については、ほか2施設(上野台体育館・総合体育館)の検討とともに金子設計(狭山市、電話04−2956−1731)が受託している。