県土整備部は、湖山水門修繕工事(鳥取市賀露町)の設計内容を大方固めた。4月初めに調達公告し、同月末までに入札する。工事費は4億5000万円級。
同工事は昨年8月の入札で不調に終わっていた。今回、工事内容を見直して再発注に踏み切る。
同部河川課によると、水門は1963年(昭和38年)に設置され、老朽化が進んだため鋼製スライドゲート2体(延長10b×2)を改築する。
工期は4月から26年7月末までの3カ年債務負担行為。鋼製ゲートを工場製作する一方、土木工事で水門右岸側の直上流に改修用ステージを建設した上で、クレーンを使用して左岸側ゲートから改修に取り掛かる。
発注にあたっては、「鋼構造物一般」の県外メーカーと県内土木一般A級の2社JVを想定しており、18日の審査会で正式に決める。
入札スケジュールは4月4日に制限付き一般競争入札として工事公告。同25日に開札して即日落札決定する。
日刊建設工業新聞