日本サッカー協会(JFA)の宮本恒靖専務理事は15日、県庁に新田八朗知事を表敬訪問し、県サッカー協会による県内初の専用スタジアム建設へ理解、支援を求めた。
宮本専務理事は、「建設に向けて、16日にタウンミーティングを開催。熱意を醸成していき、まちなかにできるのが目指す姿。そこでプレーすることを夢見る少年少女がサッカーを始めることにつながればいい。ヨーロッパでは客席が近く、複合型の施設が多い。市民に喜んでもらえる場所に意味のあるものをつくることが理想」と説明した。新田知事は、「JFAのスキームで建設を後押しすると聞いている。求められているのは、ピッチと客席が近い施設であると理解している。複合型であれば民間からの投資も呼び込めるようになる」と述べた。
県協会の根塚武会長、遠藤忠洋副会長、横井憲治専務理事、豊岡達郎理事が同行。県協会では、2023年10月に建設特別委員会を設置。商業などを備えた多機能複合型施設と位置づけ、カターレ富山のホームスタジアムとして活用する。