建設新聞社
2024/03/15
【東北・青森】青森津軽南洋上風力発電事業の配慮書縦覧
住友商事(東京都千代田区大手町2の3の2 兵頭誠之社長執行役員)と東京電力リニューアブルパワー(東京都千代田区内幸町1の1の3 永澤昌代表取締役社長)は、青森県つがる市および鯵ヶ沢町の沖合で計画している「青森津軽南洋上風力発電事業(仮称)」について、計画段階環境配慮書の縦覧を開始した。4月15日まで同社HPやつがる市などで閲覧できる。
事業実施想定区域は、つがる市と鯵ヶ沢町の沖合約1万0425fで、このうち風力発電機設置区域は約8161f。ここに総発電出力最大67万5000`h規模で、定格出力1万5000〜2万`h級の風力発電機34〜45基を設置する。
風力発電機の概要は、ブレード3枚、ローター直径約230〜300b、ハブ高さ(海面からの高さ)約170〜215b、全高(海面からの高さ)約290〜365b。基礎構造については、モノパイル式、ジャケット式、重力式を候補として検討している。海底にケーブルを敷設するとともに、陸上に変電施設を設置するとし、系統連系地点は、現在検討中。
工事内容は、基礎工事、風力発電機の設置工事、海底ケーブル敷設等の電気工事等を予定。工事期間は、全体として着工から約4〜5年を想定しているが、工程計画は未定としている。
なお、計画段階環境配慮書の作成は、いであが担当した。
提供:建設新聞社