愛媛大学は、城北団地構内(松山市文京町)の共通講義棟B改修設計、重信団地構内(愛媛県東温市志津川)の医学部本館解剖実習室改修設備設計と基幹・環境整備(排水設備など)設計にそれぞれ着手した。いずれも2024年度の整備を目指し業務を進める。
共通講義棟Bの規模は鉄筋コンクリート造4階建て延べ1400平方b。業務では施工管理業務を含め建築と設備の各改修設計を行う。設計は唯設計(東京都港区)が担当。履行期限は5月31日を見込む。順調なら5月下旬〜12月中旬で整備する。
医学部本館解剖実習室改修では、鉄筋コンクリート造9階建ての医学部本館について、1階解剖実習室などの設備を改修する。屋外配電線路を敷設し機械室を廃止した上で霊安室を拡張する他、解剖実習室・臨床解剖実習室・標本室・資料室・手術手技センター・事務室・霊安室・保存室に換気設備などを設ける。設計は新日本設備計画(大阪市中央区)が担当。6月末の業務完了を目指す。順調なら7月中旬から25年2月下旬の工期で整備する。
基幹・環境整備(排水設備等)では、重信団地構内の医学部北エリアを対象に、屋外給排水管を更新もしくは管更生する。設計は森村設計(東京都港区)が担当。順調なら6月末に業務を完了させ、7月中旬から25年3月下旬の工期で整備する。
提供:建通新聞社