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　金沢市議会５常任委員会が１４日開かれ、市側は建設企業、文教消防両常任委において、「金沢城北市民運動公園基本計画（旧市民サッカー場跡地周辺）」の策定内容や、今後のスケジュールなどを報告した。
　旧サッカー場の解体跡地（磯部町地内、約１万５８００平方メートル）には、本田圭佑クライフコートを再設置するほか、様々な用途に利用できる多目的広場として、隣接するスポーツ交流広場と同規模の人工芝グラウンド（サッカーフルピッチサイズ）を設ける。また、あめるんパーク南側（約１４００平方メートル）に遊具広場を新設。インクルーシブ機能を有した遊具を配し、誰もが分け隔てなく遊べ、憩える空間を整備する方針だ。
　整備スケジュールについては、新年度から旧サッカー場解体工事に取り掛かるほか、遊具広場の実施設計なども行う。２０２５年度には多目的広場等の測量・実施設計、遊具広場整備工事などに着手し、２６年度以降に多目的広場及びクライフコート設置工事などを進めていく。同計画は、先月開かれた市スポーツ推進審議会で了承された。
　このほか、建設企業委で今年度における克雪対策事業も報告。２月末現在で、道路除排雪は５２０８キロ、塩カル散布は２万１０２２キロとなり、ともに前年度より減少し、地域除排雪活動費補助は計１７５団体だった。