浅口市は、金光総合支所の耐震改修に向け2024年度当初予算案に工事費5億7904万円を計上した。本庁舎と消防団金光方面団本部機庫を耐震改修するとともに分庁舎を解体する。議決後、6月議会承認案件として4月にも一般競争入札を公告する見通し。25年3月末の完成を目指している。
金光総合支所は、1967年に建設しその後増築を行った鉄筋コンクリート造2階建て延べ1318平方bの本庁舎、70年に建設しその後増築を行った鉄筋コンクリート造3階建て延べ652平方bの分庁舎、81年に建設した鉄筋コンクリート造2階建て延べ160平方b消防団金光方面団本部機庫の3棟で構成している。
本庁舎は、耐震ブレース新設やエキスパンションジョイントの拡幅などで耐震化するとともに、非常用発電機設備対応配線改修、高圧受変電設備更新、エレベーター本体更新、トイレ洋式化、照明設備LED化、空調設備改修、外構改修などを行う。併せて鉄骨鉄筋コンクリート造平屋約100平方bの資源物回収のためのストックヤードを新築する。分庁舎の解体を含む工事費予算は5億7107万6000円。
消防団金光方面団本部機庫は、防水と内外装を改修する。工事費予算は796万4000円。
所在地は金光町占見新田751。
設計はJFE設計(倉敷市)が担当。
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提供:建通新聞社」