トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

日刊建設工業新聞
2024/03/13

【鳥取】営繕関係1億円以上/河北団地で7億円など計画/機械関係の大型工事が多く

 県管轄の営繕関係の予算をまとめた。週休2日の適用もあり、全体的な件数は昨年度と比べ減少傾向だが、県営住宅の改修事業や脱炭素化に向けた学校・県有施設のLED化、空調設備の更新など大型工事が控える。工事費は予算ベースなので増減する可能性がある。
 主な工事(1億円以上の規模)は次の通り。
※東部
 鳥取砂丘コナン空港国際ターミナルの非常用発電機に1億円、空調熱源に2億円で、更新に取り掛かる。わらべ館の吸収式冷温水発生機の更新は3億4800万円。鳥取警察署のパッケージエアコンの更新は3億2300万円。いずれも、2カ年かけて整備する。
 体育施設では、障がい者体育センターの冷暖房設備に1億4800万円。新たに設置するほか、老朽化している設備を改修する。また、鳥取産業体育館のLEDに1億3000万円、吸収式冷温水発生機の更新に1億7800万円とする。
 このほか、材木町団地の改修に3億5900万円、鳥取家畜保健所検査棟の新築に1億7500万円、旧鳥取少年自然の家跡地整備事業に1億3700万円、鳥取養護学校の外壁改修に1億5000万円とする。
※中部
 河北団地の改修事業に7億6000万円(2カ年債務負担)。55・63棟、2棟の改善工事で、エレベーターの設置や共同で利用の2棟を繋ぐ開放廊下を接続する。秋ごろの着手を予定する。
 中部療育センターは1億2400万円。敷地内に屋外スロープを設置し、避難経路を確保する。
 運転免許試験場(湯梨浜町)に1億1000万円。老朽化したパッケージエアコンを更新する。
 栽培漁業センターサザエ生産棟の修繕に2億7000万円。経年劣化などに伴い、コンクリート部分に亀裂が発生。鉄部や屋根、設備などを改修する。
※西部
 境高校、米子養護学校にそれぞれ1億円。老朽化が進行するエアコンを更新に充てる。春ごろの着工を計画。
 上福原第一団地のエコ改善に2億2000万円。昨年度に引き続き、敷地内に4棟あるうちの1棟(61―2棟)に着手する。
 とっとり花回廊内のトイレ洋式化に1億2000万円。春、秋と2期に分けて整備する。
このほか、総合療育センターの防水改修に1億円。2工区に分け公告する予定。

日刊建設工業新聞