新潟市は、中央区天神1丁目他地内「鳥屋野排水区雨水バイパス管5他下水道工事」を一般競争入札で開札し、9億1770万円で加賀田組・丸運建設・ノガミJVに落札した。
新潟駅の南側に位置する通称・けやき通りの一部区間に雨水バイパス管を整備する。概要はφ1200ミリ管推進工493メートル、φ800ミリ管推進工L=15メートル、立坑築造工6カ所、特殊マンホール工3カ所、矩形マンホール工3カ所。工期は2027年3月15日まで(繰越承認を得た場合は10月31日)。実施設計は三水コンサルタントが担当。
週休2日取得モデル工事(受注者希望1型)および建設現場の遠隔臨場などの試行。予定価格(税抜)10億197万円(事後公表)、最低制限価格は9億1770万円。
市では、新潟駅とその周辺市街地の区域を対象とする浸水対策事業として、鳥屋野・万代・下所島排水区で雨水バイパス管およびポンプ場を整備する。第1期工事となる「鳥屋野・万代・下所島排水区雨水バイパス管下水道工事」(φ3500ミリL=2534メートル)は西松建設・大豊建設・植木組・池井組JVが担当。中央区幸西地内の幸西ポンプ場建設予定地(旧気象台跡地)から南万代小学校付近および新潟鳥屋野線に沿って北越高校付近を通り、鐙西2丁目手前で県立新潟テクノスクール方面に曲がり、弁天線の新潟中央自動車学校付近まで延伸する。工期は9月30日まで。
その後、幸西ポンプ場建設予定地から万代シテイ方面に延伸する第2期工事としてφ2800ミリL=800メートルを整備するほか、幸西ポンプ場建設工事を計画している。