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　ホテル運営などを手掛ける共立メンテナンス（東京都千代田区外神田２丁目、中村幸治代表取締役社長）が小松市内で計画するビジネスホテル「（仮称）ドーミーイン小松新築工事」は、前田建設工業に施工決定した。４月１５日に着工となる見通しだ。
　建設規模は、ＲＣ造８階地下１階建て延べ６３４３・４９平方メートル（建築面積１１５０・２９平方メートル）。場所は同市日の出町４丁目２１１番で現在、パーキングとなっている（近日中に閉鎖予定）。敷地面積は１４９０・１９平方メートル。Ｓ造の立体駐車場も確保する。完成は来年１０月下旬を予定している。設計は共立エステート（東京都千代田区）が担当。
　共立メンテナンスは、今回のホテル進出について「北陸新幹線が延伸開業し、小松空港も近くにある。ビジネス需要と観光需要の両面が見込めるため出店を決めた」（コーポレートコミュニケーション部）としている。
　同新幹線県内全線開業を１６日に控え、交流人口の拡大が見込まれる。小松駅周辺では、これまでにホテルやマンションなどの整備が相次ぎ、現在も北陸電力の複合ビル建設が進むなど、にぎわい創出のまちづくりが展開されている。