建設新聞社
2024/03/12
【東北・秋田】秋田新幹線の新仙岩トンネル/3者で連携協定を締結
秋田県とJR東日本秋田支社(井料青梅支社長)、秋田新幹線新仙岩トンネル整備促進期成同盟会(会長=老松博行大仙市長)は9日、「秋田新幹線と沿線地域の持続的発展プロジェクト」に関する連携協定を締結した。
JR東日本が秋田新幹線の赤渕〜田沢湖間の一部で構想している新トンネルの整備実現に向け、輸送需要の拡大などを協力して取り組むもので、連携事項は▽秋田新幹線の日常的な場面における利用喚起、拡大に関すること▽交流人口のさらなる拡大に向けた秋田新幹線の活用に関すること▽秋田新幹線を活用した鉄道以外の分野との共創の推進による沿線地域の活性化に関すること−。
今後、3者でプロジェクトチームを立ち上げ、整備効果を最大限に高める取組みを取りまとめたアクションプランを策定。2025年度から3カ年で具体的に活動する。現在のところ、通勤・通学や通院などの日常的な場面での秋田新幹線の利用促進や、海外個人旅行者やプロスポーツ観戦者による観光などへのアピールなどを想定している。
提供:建設新聞社