建通新聞社
2024/03/12
【大阪】寝屋川流域下水道など管路管理業務 6月に公告
大阪府東部流域下水道事務所は、包括的民間委託を導入した寝屋川流域下水道他管路管理業務の一般競争入札を6月に再公告する。劣化した管渠やマンホールの修繕・改築の他、管路施設の維持管理などを行う。契約の締結は9月を予定。履行期間は10月1日〜2029年3月31日の4年6カ月。
参加形態は単体または異業種JVを想定。また、前回不調となった際に実施したヒアリングを基に、配置技術者の実績要件を削除。参加要件を緩和した。
対象となる管渠は淀川左岸流域下水道(延長21・7`)と寝屋川北部流域下水道(同79・0`)、寝屋川南部流域下水道(同100・5`)。劣化した管渠・マンホールの修繕・改築実施設計と工事の他、マンホール蓋の修繕・更新、路上巡視パトロール、点検、清掃などを行う。
同事務所管内の管路施設は、敷設後50年を超えたものが多く、老朽化が進行している。20年後には老朽化管渠が約113`に増加する見通しだ。民間事業者のノウハウを活用することで、持続的・効果的な維持管理を行い、安定した下水道サービスを提供する考え。