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　綾部市は、令和５年３月に閉園した旧綾部幼稚園を改修するとともに、一部増築し、こども発達支援拠点施設として整備する。
　こども発達支援拠点施設は、発達に支援が必要な児童とその家庭をサポートする施設。同市上野町の旧綾部幼稚園を活用し、児童発達支援や放課後等デイサービス等の機能を一元的に備えた施設とする計画。
　旧綾部幼稚園の一部と、綾部第１及び綾部第２放課後学級施設を解体した上で、旧綾部幼稚園の一部（ＲＣ造平屋建、約５１８�u）を内部改修するとともに、Ｗ造平屋建、約３８８�uの建物を増築し、渡り廊下でつなげ、こども発達支援拠点施設とする。整備では地域木材を活用するとともに、再生可能エネルギー設備（太陽光発電設備）を設置する。駐車場等（約２５００�u）も整備する。
　令和６年度当初予算案には事業費４億４７７８万４０００円（工事請負費（施設解体、施設整備）４億３１８７万８０００円、監理委託７３８万６０００円、施設用備品８３７万５０００円他）を計上した。
　３月議会で予算案を審議し可決後、解体工事の入札を行い、解体を実施する。
　既存改修及び増築工事は、議会承認が必要な１億５０００万円以上の大型工事となるため、工事請負契約案は６月議会への提出を目指す。着工後、令和７年５月の供用開始を予定。
　設計業務は令和５年５月入札で莫設計同人（京都市中京区）に決定。