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日本工業経済新聞社(埼玉)
2024/03/08

【埼玉】県立武道館、大規模内部改修に9.3億円

 県は、県立武道館(上尾市日の出4−1877)の内部関係などの大規模改修工事に2カ年継続費9億3370万9000円を予算要求した。古くなった木製床の張り替え、照明設備のLED化、トイレへのウオシュレット機能導入、冷暖房設備更新などの工事発注を来年度予定している。
 23年度は、劣化した建物の雨漏り対策となる、屋上防水や外壁、塗装などの改修工事を発注していた。24年度から内部関係の改修に乗り出す。改修箇所は床、設備など複数あり、必要な発注方法を検討する。回遊デッキの屋根部分の改修も合わせて実施する。
 内部改修に充てる2カ年継続費の年割額は24年度7億4696万6000円、25年度1億8674万3000円にそれぞれ設定した。
 内部ほか改修工事設計をサトウ設計(川口市、電話048−295−9816)、内部ほか設備改修設計を雙設備研究所(さいたま市、電話048−662−9605)がそれぞれ受託している。
 県立武道館は、主道場・第一道場・弓道場などで構成する武道館(RC造一部W造2階建て、延べ床面積9318・41u)と、相撲場(RC造一部W造平屋、床面積238・14u)からなる。敷地面積が1万5687・46u。
 23年度に発注した外壁ほか改修工事は、三ツ和総合建設業協同組合が落札した。