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日刊建設工業新聞
2024/03/08

【鳥取】測量等業務成績評定/土木コンは過去最高91.6点/全体平均は92点台に/23年県土整備部

 県土整備部は7日、昨年1年間に完成検査した土木系「測量等業務」の平均業務成績をまとめた。全体平均は92・1点となり、集計開始以来、初めて92点台に乗った。また、土木コンは前年から0・6ポイント伸びて91・6点と過去最高になった。
 同部県土総務課が県発注の土木系業務の評定結果を集計。昨年1月〜12月に検査した業務は457件で、前年533件から大幅(14%減)に減少した。発注予算ベースでは大きな変動はなく、業務規模が大型化している傾向が見られる。
 「測量業務」「地質調査業務」「補償コン」「土木コン」4業種の全体平均92・1点は、前年91・4点に比べて0・7ポイント上昇した。
 土木コンの平均は91・6点で、最高得点は98点の業務1件があった。事務所別では最高の鳥取91・9点、日野91・6点、中部91・5点。最低は5年連続して八頭90・4点で、鳥取に比べて1・5ポイントの差が付いた。
 このほか補償コンの平均は、前年92・6点から0・7ポイント増の93・3点となり、2019年以降上昇が続いている。
 同課は過去3年間(21、22、23年)の個々の評定結果を各コンサルに通知しており、各社の3年平均点は新年度の総合評価「会社業務成績」と指名採点基準に反映させる。

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