南国市は2024年度当初予算案をまとめた。一般会計は242億8000万円で前年度比7・9%の増、投資的経費は38億7822万円で前年度比85・5%増だった。社会資本整備総合交付金事業費や市立図書館整備事業費の増が主な増額の理由となっている。
主な新規事業は、南国駅前線沿道広場整備工事費に2億1221万円、十市防災活動拠点施設整備工事費に6592万円、日章防災活動拠点施設整備工事費に6523万円、たちばな幼稚園駐車場整備工事費に6000万円、明見保育所駐車場など整備工事費に5000万円、十市小学校多目的室空調機器設置と受変電設備改修工事費に4636万円、十市・稲生保育園建設の基本・実施設計業務委託料に4633万円、岡豊小学校多目的室空調機器設置と受変電設備改修工事費に3628万円、南国スポーツパーク改修測量設計業務委託料に542万円を計上した。
継続事業については、市道稲吉篠原線など11路線が対象の社会資本整備総合交付金事業費に5億4175万円、図書館建築工事費に3億2473万円、市道舟入川線など市道長寿命化工事費に7000万円、市道小蓮下野線など市道整備工事費に5700万円、岩村ふれあいセンター非構造部材耐震化工事費に5061万円、市道南国210号線など辺地区域内市道改良工事費に4300万円を盛り込んだ。
市道稲吉篠原線整備に伴う大篠小学校防球フェンスなど工事費に3000万円、市道瓶岩体育館線新くすのき橋建築工事費に3000万円、日章小学校受水槽更新工事費に2377万円、図書館駐車場整備工事費に2036万円、南国駅前広場実施設計業務委託料に814万円を計上した。
また、25年度までの債務負担行為に南国市立図書館整備事業費12億4726万円を設定した。
提供:建通新聞社