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坂出市は、２０２４年度当初予算案をまとめた。一般会計は２５５億４１００万円で前年度比５・７％増。投資的経費は31億８０６３万円で同比19・２％増。加茂地区認定こども園の開設や旧松山保育園の解体をする認定こども園整備事業に３億７４７０万円、市民ふれあい会館施設改修事業に８０６０万円などを計上している。
　市の今後のあるべき像や、まちづくりのビジョンを明確化し計画的な市政運営の実現を図るために策定するまちづくり基本構想等策定事業に８３０万円。中心市街地活性化に向け事業者を公募している公民連携推進事業に１６８０万円、事業者選定の取り組みを進め、再整備事業などの内容を広く市民に周知する。
　新たな火葬場を整備するため生活環境影響調査や測量・地質調査を行う火葬場整備事業に２２６０万円。ため池等ハザードマップ作成委託料に６６０万円、防災重点農業用ため池のうちハザードマップ未作成のため池で、人的被害の大きなため池について順次作成する。
　鞍谷池の老朽化で漏水などがあり、改修に向け国分台演習場からの土砂流入などによるため池への影響について全体計画調査を行う周辺用水対策事業に３１４１万円。水位計など観測機器を設置するため池監視システム整備工事に６００万円。土地改良事業には１億３２０７万円を確保した。
　市道西大浜北２号線や坂出北インターチェンジのフル化に伴う周辺道路整備の舗装工事など道路新設改良事業に２億円。測量点検17橋と修繕工事17橋の橋梁長寿命化修繕事業に１億３０００万円。川津ポンプ場の改築・更新に向けて全体計画を策定する川津都市下水路ストックマネジメント計画作成に２０５０万円を充てる。
　福江松山線道路改良事業など街路事業に５億４０００万円。香風園ろ過設備更新や公園の公衆トイレ洋式化を行う公園整備事業に２４４０万円。常盤団地Ｂ棟外壁改修など公営住宅等ストック総合改善事業に１億３８４８万円。
　29年度の新校開校に向け工事の方向性や費用を決定するための再編新校（前期）建設基本計画策定業務委託料に１３００万円を盛り込んでいる。

提供：建通新聞社