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　大阪府は、高槻警察署の移転建て替えに伴う新築工事について、４月にＷＴＯ対象の一般競争入札を公告する。履行期間は27カ月。２０２４年度の当初予算案に本体工事費として限度額58億２０００万円（24〜26年度）の債務負担行為を設定した。また、業務負担金などの費用として１億３９２４万７０００円を計上している。同負担金の内容は非公表としているが、電波障がい対策費などが盛り込まれているとみられる。
　新庁舎の規模は鉄骨鉄筋コンクリート一部鉄骨造６階建て延べ６８３５平方�b。執務室の他、浴室、食堂、署長公舎などを整備する。
　建設地は三島救命救急センター跡地（高槻市南芥川町11ノ１）と隣接する芥川公園の一部。敷地面積は計約４６００平方�b。
　24〜26年度に建築工事、25年度に旧庁舎撤去設計、26〜27年度に旧庁舎撤去工事を行う。
　現在の高槻警察署庁舎（高槻市野見町２ノ４）の規模は鉄筋コンクリート造５階建て延べ約３５５２平方�b。築後約50年が経過し老朽化が著しいだけでなく、エレベーターの未設置やバリアフリーへの未対応、来庁者駐車場の不足などから移転建て替えを実施する。移転後の用地については、高槻市に返還する予定。
　基本・実施設計は山下設計（大阪市中央区）が担当。