大仙市子ども支援課は、神岡中央公園内に新設を予定している屋内遊び場施設に関し、年度内に基本計画を策定。6月議会をめどに計画を提示する。計画には基本コンセプトや施設機能のほか、実施方式(PFI方式または従来方式)などが盛り込まれる予定。関連費を早ければ6月補正予算に計上する。PFI方式を採用する場合は導入可能性調査、従来方式の場合は基本・実施設計の委託費となる。
同事業は、子育て中の保護者などからの要望を受けて検討、計画されたもの。3年度に庁内プロジェクト「子育て支援整備等検討会議」で整備内容を検討し、遊び場施設の新設方針を固めた。4年度は整備地や必要な設備を検討。交通の利便性や駐車場確保といった要件から、神岡中央公園(神宮寺字中瀬古川敷)を整備予定地とした。
同公園は屋内多目的施設の嶽ドームや大仙市神岡B&G海洋センター(プール)などを備えた複合型の公園。駐車場は嶽ドーム前に75台、B&Gセンター前に20台あり、近隣の駐車場も含め、十分な駐車スペースが確保できる見込みとなっている。
今年度は、基本計画策定業務を大日本ダイヤコンサルタントに委託。基本計画では、基本コンセプトや導入する施設機能・規模などを設定するほか、PFI方式と従来方式を比較し、実施方式を決める。
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秋田建設工業新聞社