建通新聞社
2024/03/06
【大阪】阪大 吹田アゴラ2棟の実施設計業務プロポ公告
大阪大学は、吹田キャンパス内に建設するアゴラ棟(仮称)のうち、「アゴラ2棟」の実施設計業務の公募型プロポーザルを公告した。参加表明書を3月12日、技術提案書を5月8日まで受け付ける。6月中に契約する予定。工期は2025年10月〜27年3月を予定している。
アゴラ棟は、「1棟」と「2棟」を分割して整備する。1棟は設計・施工一括で本年度内に発注する予定だったが、2棟の整備状況などを見て、改めて整備時期を決定する。
今回公告した「2棟」の実施設計業務の参加形態は単体のみ。文部科学省「建築関係設計・施工管理業務」の認定を受けていることなどが条件。実施設計方針の策定や概算工事費の検討、積算業務などを行う。履行期限は25年6月27日。
アゴラ2棟の規模は鉄骨造11階建て延べ8850平方b。1階に機械室や電気室などを設け、2〜11階には共創ラボや交流サロンを配置する計画。建設地は医学部・医学系研究科棟の西側に隣接する駐車場用地。
アゴラ2棟については、設備設計業務の簡易公募型プロポーザルを現在公告しており、5月上旬に契約を結ぶ。