香美市は2024年度当初予算案をまとめた。一般会計は203億9400万円で、前年度比7・8%の増、投資的経費が35億6272万円で、同43%増だった。新美良布保育園建設事業など大型事業による普通建設事業費の増加やNHK連続テレビ小説「あんぱん」の放送決定による美良布周辺の施設整備など関連予算に7億8639万円を計上したことが増額の主な理由となっている。
主な新規事業のうち、建設関係では奥物部ふるさと物産館改修工事費に2億0449万円、同設計監理委託料に1547万円、やなせたかし記念館改修工事費に1億9468万円、同実施設計委託料に1551万円、健康センターセレネ屋外トイレ新設工事費に9590万円、同設計監理委託料に2211万円、大宮小学校空調改修事業費に6031万円、鏡野中と大栃中の非構造部材など耐震改修工事費に3140万円、同設計監理委託料に509万円、永野分団屯所建設工事設計など委託料に538万円を盛り込んだ。
継続事業では、新美良布保育園建設事業に関わる既存プール解体など工事費に合計2億7306万円、同新園舎建設設計など委託料に合計3366万円、新西庁舎建設工事費に1億0822万円、同設計監理費に6012万円、市道中後入稲葉線改良工事費に1億0003万円、市道山田島2号線山田島2号橋など12橋の橋梁補修工事費に9150万円、林道押谷線開設工事費に5005万円、中間管理住宅改修工事費に1620万円、同設計委託料に180万円、シェアオフィスなど複合施設建設に向けた用地測量業務委託料に1196万円を計上した。
コーポ太郎丸外壁など改修工事費に5483万円、同設計監理費に500万円、市立図書館かみーる駐車場整備工事費に5000万円、同実施設計委託料に1300万円、暁霞地区公民館周辺整備工事費に5000万円、市道鳥居線など5路線の改良工事費に3400万円、健康センターセレネ前広場アンパンマン遊具入れ替え工事費に3080万円、保健福祉センター香北駐車場改修など工事費に293万円、美術館内部改修工事費に2400万円を盛り込んだ。提供:建通新聞社