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　多古町は、５日開会の３月定例議会に２０２４年度一般会計当初予算案を上程する。住宅地整備検討業務に、総額２０３５万円の２か年継続費を設定。年割額は、24年度７４８万円、25年度１２８７万円。24年度上半期に委託する予定だ。成田国際空港のさらなる機能強化など、町を取り巻く環境の変化を踏まえ、住民の移転や従業員数の増加に対応した住宅地の整備を計画している。検討業務においては、民間事業者の参画も視野に入れ、スケジュールなど詳細な事業内容の検討や空港会社などとの対話などを実施する。
　法的規制や道路など現況を確認する可能性調査業務については、ＵＲリンケージ千葉営業所が25日まで担当している。
　そのほか、町有地測量等業務委託料46万９０００円、庁舎等改修工事費４００万円、庁舎等補修工事費３００万円、交通安全施設設置工事費３７９万４０００円、産業拠点開発計画等検討業務委託料１０７３万６０００円、共同利用施設整備工事費８５００万円、防犯灯設置工事費４５９万２０００円、農地基盤整備事業業務委託料３６３万円、補償施設補修工事費３３０５万３０００円、農業振興施設改修工事費７００万円、観光まちづくり事業委託料１６００万円、町道舗装工事費７２００万円、町道路肩補修工事費７００万円、道路法面整備工事費２０００万円、南玉造線道路改良事業委託料２４５７万３０００円、道路事業支援業務委託料２０６４万円、南玉造線道路改良工事費３０３０万円、排水整備工事費４３００万円、流末排水路整備工事費１０００万円、空港機能活用地域振興業務委託料３３０万円、公園測量設計業務委託料８８０万円、小学校教育財産等補修工事費６６６万８０００円、中学校教育財産等補修工事費２２５万円、青年館解体工事費５７２万円、コミュニティプラザ施設改修工事費４３６７万円、農業施設災害復旧工事費２５０万円、道路等災害復旧工事費３００万円などを計上している。
　一般会計は、前年度当初比２・９％減の77億３７６４万５０００円。普通建設事業費は、同57・２％減の４億７３６４万９０００円。