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　刈羽村は２月２９日、下高町地内「令和５年度一般単独事業刈羽村軽費老人ホーム新築工事設計業務委託」を通常型指名競争で開札し、１１４０万円でＳＤ建築研究所に落札した。
　設計条件はＳ造平屋建て延べ１２３０平方メートル程度とし、居室は全室個室（２１・６平方メートル以上）で２５床を設ける。このほかに食堂、談話室、浴室（男女兼用）、調理室、面談室、事務室、宿直室、洗濯室など。場所は有坂弁栓工業柏崎工場の南側隣接地で、現在は東京電力の職員用駐車場。敷地面積は約４０１２平方メートルとなる。目標工事費は４億５０００万円。履行期間は３３０日間。
　柏崎刈羽福祉事業協会がかねてから計画する養護老人ホーム御山荘の将来的な新築移転に備え、入所者の受け入れ先を確保するとともに、今後、養護老人ホームへの措置が必要となる高齢者などの支援体制を整える。なお、スケジュールによると、工事については２０２５年１月に公告、２月に入札を行い、３月の村議会定例会で請負承認を得て４月に着工、２６年３月の完成、４月の開所を目指す。