ゴールドウイン(本店・小矢部市清沢)は、南砺市の桜ヶ池周辺で整備する自然の中でスポーツや遊びを体験できる複合施設「PLAY EARTH PARK(PEP、プレイアースパーク)」について、年内にも着工を予定する。
南砺市は、2024年度当初予算案(特別会計含む)に、約26ヘクタールの工業用地取得費4億8259万円など関連事業に総額9億1920万円を計上して計画を支援する。
工事関連では道路改良に1億5000万円、事業用地内にある既存施設(自遊館、遊具、トイレ)の解体に6194万円、送水管敷設に4250万円、立野原東地内下水道管渠布設替に4007万円。このほか、駐車場不足が予想されるため新たな整備に係る測量設計業務に599万円、開業に伴う市全体への交通影響や課題に対する対策を検討する業務委託に1372万円を盛り込んだ。
計画によると、農園、レストラン、フラワーショップを備えた「NATURING GARDEN(ネイチャリング・ガーデン)」と、それに隣接してキャンプサイトを配置。自然の中で健康な生活をつくるフィットネスとアクテビティーセンターなどの「NATURING GYM(ジム)」、子供たちとともに文化を育む場所として「NATURING MUSEUM(ミュージアム)」などが検討されている。
オープンは2026年を目指す。