建通新聞社
2024/03/01
【大阪】大阪府 新たな設計労務単価を3月から適用
大阪府は、予定価格の積算に用いる公共工事設計労務単価と設計業務委託等技術者単価を改訂する。国土交通省が3月1日から適用する新たな公共工事設計労務単価を公表したことに伴うもので、測量・建設コンサルタント等業務または設計業務委託等技術者単価で積算する委託役務は3月1日以降、工事または工事積算基準による委託役務は3月25日以降の公告案件から適用する。
主要12業種のうち、前年度からの伸び率が最も高いのは交通誘導警備員Bの10・2%増。続いて、大工が10・0%増、運転手(一般)が8・8%増と伸びた。
設計業務委託等技術者単価を見ると、技師(C)と地質調査員が7・9%増、測量技師補が7・6%増加した。一方、測量補助員が4・1%減、地質調査技師が1・1%減となった。
工事案件のうち、3月22日以前に公告したものは旧労務単価を適用するが、3月1日以降に契約を締結する場合は、特例措置により新しい労務単価で変更契約することができる。