津島市は、2024年度の当初予算案を発表した。一般会計は前年度当初比6・7%増の258億円で、このうち普通建設事業費は同31・9%増の30億9666万円。特別会計は同0・4%増の133億4868万円、企業会計は同1・2%増の156億6072万円を計上した。合計では、同3・5%増の548億0941万円となった。
主な建設関連事業ではにぎわいの核となる拠点を実現する「津島NextMove!」事業の一環で、津島神社周辺に民間活力を導入した観光ターミナル拠点を整備する。23年度から事業を進めている既存施設の解体工事に24年度分の事業費として、「旧わざ・語り・伝承の館」に6318万円、「尾張津島観光センター」に2631万円をそれぞれ付けた。また、事業者の公募・選定などの委託料として656万7千円を付けた。その他にも、「旧いちい信用金庫天王通支店」の跡地などを活用したシビックプライド醸成拠点の整備に向け、事業者の選定などに1644万円を盛り込んだ。
事業費1億円を超えるものは、津島駅東側駅前広場整備事業に4億3340万円、橋詰又吉線の道路整備工事に1億0200万円、天王川公園整備事業に4億5178万円、小学校2校の耐震性貯水槽設置工事に2億8050万円、南文化センター大規模改修工事に2億3994万円、神島田小学校屋内運動場修繕工事に1億2708万円、土地改良事業などに1億7712万円を付けた。
また、交通安全対策事業に9875万円、排水路整備事業に4857万円、防災行政無線環境整備委託料に1138万円、文化会館屋上防水工事に7660万円、コミュニティセンター照明LED化取替工事に1637万円、新開子ども園トイレ改修工事に3006万円、神守町下町地区の防災公園整備に6700万円、天王中学校駐輪場新築工事に3537万円、生涯学習センターの修繕費で屋外運動場整備工事に2273万円、オムニコート全面改修工事に1986万円などを投じる。
提供:建通新聞社