横浜市道路局は2024年度に、都市計画道路の恩田元石川線元石川地区の用地測量に着手する。延長約410bの道路を新設する事業で、総事業費を約52億円と見込む。事業期間は2024〜30年度の7年間。青葉区内の幹線道路のネットワークを強化する狙いがある。早ければ4月にも神奈川県の事業認可を受ける見通しだ。
恩田元石川線は、青葉区すみよし台〜元石川町地先を結ぶ延長5860b、標準幅員22bの都市計画道路。
元石川地区は、青葉区荏子田2〜元石川町地内を結ぶ新設道路で、日吉元石川線と恩田元石川線の整備済み区間をつなぐ。幅員は22bで、構成は車道3b×2、自転車通行帯1・5b×2、歩道4・5b×2、中央帯3b。
道路のおよそ半分は、山を開削して整備する区間となる。
18年度から先行して用地取得を進めており、現段階の取得率は12%。
総事業費の内訳は工事費約20億円、用地・補償費など約32億円。
予備設計は共和技術コンサルタンツ(横浜市西区)が担当した。
提供:建通新聞社