射水市は、道の駅新湊等整備運営事業に係る公募型プロポーザルについて、代表事業者が道の駅新湊で、新建築設計事務所・牧田組・北海工業を構成員とするグループを優先交渉権者に選定した。提案額は上限額と同じ7億円(設計、施工・工事監理等業務)。参加は2事業者だった。28日の市議会全員協議会で市側が報告した。
提案概要によると、道の駅新湊は、「minami court」(仮称)として主に物販とカフェ、農産物直売の機能を持たせ、新湊農村環境改善センターは、「kita court」(仮称)として主にレストランとフードホールにする。また、両施設の間に新たに芝生広場「center court」(仮称)を設け、ファミリー層の来場を促す。芝生広場の設置に伴い、両施設の間を通る市道作道228号線はエリア北側に付け替える。
事業内容は改修に係る設計業務、建設・工事管理業務、管理運営業務。事業手法は、設計および施工を行った後、指定管理者として事業期間中における運営・維持管理を遂行するDBO方式となる。
スケジュールでは、4月から9月にかけて大規模改修基本設計・実施設計を進め、市議会12月定例会で工事請負契約の議決を得て着工する。リニューアルオープンは2025年11月を目指す。管理運営業務は11月〜41年3月までの15年5カ月。
建物はともにRC造平屋建てで、道の駅が978平方メートル、農村環境改善センターが951平方メートルとなっている。