日本工業経済新聞社(埼玉)
2024/02/28
【埼玉】小川町/24年度予算案/リリックおがわホール棟解体設計に2186万円
小川町(島田康弘町長)は2024年度当初予算案を発表した。一般会計が前年度比2・3%増の99億1000万円、うち普通建設事業費は16・8%減の8億9350万1000円となった。町民会館リリックおがわのホール棟解体を決め、設計委託費に用いる2186万5000円を要求した。
リリックおがわのうち、耐震性に課題があったホール棟(延べ床面積約1000u)を解体する。予算成立後、4月中には解体設計の入札手続きを開始したい考え。
ホール棟の解体に伴い、残存するコミュニティー棟(耐震補強済み)側や、隣接する町役場との配管類に関わる工事も内容に含むことになる。施工は25年度から。ホール棟跡は町民の憩いの場としての活用を見据える。
道の駅「おがわまち」の再整備に関連した周辺整備には3億9225万8000円を充当する。新たな遊歩道・広場を整備するため、槻川に近い臨時駐車場約5000u(町有地)を改良する見通し。道の駅のEV(電気自動車)充電設備等整備工事には1610万円を充てる。
公営住宅からは延命化の改修工事を発注する。南里(18戸)、久保田(27戸)の両団地が24年度の対象。予算額は2516万8000円程度を見込む。