日本工業経済新聞社(埼玉)
2024/02/29
【埼玉】嵐山町 24年度予算案を公表、小中校再編整備へ
嵐山町(佐久間孝光町長)が2024年度当初予算案を明らかにした。一般会計が前年度比1%減の64億円、うち普通建設事業費が50・1%減の2億2039万4000円となった。小中学校をそれぞれ1校に統合する再編事業で、新校舎の基本設計委託費に充てる2カ年債務負担行為、6864万円を計上した。
菅谷小の校庭敷地に延べ床面積約8000uの新校舎を建て、小学生・中学生が通う施設一体型の学校施設として運用する。6〜7月にも基本設計の委託手続きを開始して、24〜25年度の2カ年で取りまとめる。
当初は延べ1万uの規模を想定したが、特別教室の共有化などにより試算を8000uに見直した。基本設計の後、実施設計(26年度)、新校舎建設工事(27〜28年度)、開校(29年度)の手順を見込む。既設校舎は開校後に取り壊す。
水道事業会計には「第1・2・3水源浸水対策工事」に充てる2カ年継続費、4億4770万円を措置する。水源井戸を周辺河川の浸水から守るため、かさ上げや壁構築などを行う。年割額は24年度2億1600万円、25年度2億3170万円。 24年度の主要な発注予定工事は次のとおり。
▽嵐山渓谷周辺観光駐車場造成工事▽舗装修繕工事(町道1−21号、1−18号、花見台5号線)▽舗装修繕工事(町道1−14号)▽道路改築工事(町道根岸10号線)▽町道菅谷31号線雨水管整備工事▽町道広野157号線他4路線配水管布設替え工事
▽県道菅谷寄居線他町道2路線配水管布設替え工事▽町道1−14号・国道254号配水管布設替え工事▽町道1−14号配水管布設替え工事▽町道2−26号配水管布設替え工事▽第1・2・3水源浸水対策工事▽公共下水道嵐山第4汚水幹線管渠布設替え工事▽公共下水道嵐山第5汚水幹線管渠敷設替え工事