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玉村町（石川眞男町長）は28日、２０２４年度当初予算案を明らかにした。小学校５校と中学校２校の合わせて７校を対象に、体育館へ空調を設置するための事業費として１億４８０万円を計上。小学校は設計、中学校で工事を行う。また、芝根小学校のトイレで洋式化を含めた大規模改修を行うために事業費８０７４万円を計上している。玉村分団詰所の建設事業については、実施設計を委託するため事業費４２５万円を確保した。
石川町長は予算について「玉村町に住んでいてよかったとおもえるよう、理想を現実に、暮らしやすさが実感できる予算として編成した」と説明した。一般会計総額は１２４億２０００万円で、対前年度比７・４％の増加。普通建設事業費は８億８１５７万５０００円で、前年度比23・７％の増となった。
小中学校体育館への空調設置は、小学校５校での設計委託料に３９３万６０００円、中学校２校の設置工事に対して１億86万１０００万円を配分した。小学校５校の工事は25年度となる。
芝根小学校のトイレ改修工事は、便器の洋式化と床の乾式化を中心に５カ所で大規模な改修を実施する。２カ年に分けての実施を予定しており、事業費約８０００万円は24年度分のみの予算。
玉村分団詰所は、２分団と８分団（板井・斎田）を統合した施設の建設を計画。板井地内にある第８分団詰所を建設地として24年度に設計を作成し、25年度の着工を目指す。
土地改良施設維持管理適正化事業として滝川にある第二統合堰で長寿命化を計画。事業費５９５１万円を充て、長寿命化に向け設計・施工を実施する。
また、高崎玉村スマートＩＣ周辺地区整備には事業費８６１３万円を配分。周辺道路の整備工事や区域内公園の設計を委託する。
土木関連の予算としては◇道路舗装修繕計画推進事業（単独事業）＝１億２３１０万円◇橋梁長寿命化計画推進事業（補助事業）＝５６５２万９０００円◇町道１０３号線道路改良事業＝４０９４万７０００円◇町道３０４１号線道路改良事業＝１２２９万２０００円−などを充てている。