宝達志水町は26日、一般会計93億9200万円(前年度比3・1%増)の2024年度当初予算案を町議会に内示した。主要施策では、町内5小学校を2校に統合する改修事業に伴い、体育館の空調設備設置に向けた調査分析や実施設計の経費1311万2000円などを計上した。
統合小は相見小を「押水小」、志雄小を「志桜(しお)小」として25年4月開校を予定している。23年度に着工した統合小改修事業には9億179万1000円を配分しており、スクールバス格納庫やバス待合所整備などの工事費も盛り込んだ。一般会計に4特別会計と3事業会計を合わせた予算総額は前年度比3・0%増の168億5044万5000円。
能登半島地震の対応では、今年度補正予算で3億9061万1000円を専決処分したほか、3月補正予算案の一般会計と水道、下水道の事業会計を合わせ計1億8431万3000円を計上した。新年度も財政調整基金を活用した補正予算で対応していく。
その他の主要事業は次の通り。
▽役場庁舎改修計画策定調査324万5000円▽町民センターアステラス大規模改修2億2652万3000円▽しお児童クラブ整備(志桜小内)2339万3000円▽道路整備3億8400万円(町道堂田上田線改良ほか)