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　ふじみ野市（高畑博市長）は２０２４年度当初予算案を発表した。一般会計が前年度比１・７％減の４７０億７０３８万２０００円、うち普通建設事業費が39・６％減の49億４３０５万４０００円となった。福岡中学校Ｄ棟大規模改造に２カ年継続費７億１９０４万円を充て、必要な建築・設備工事を一括発注する見通し。
　福岡中Ｄ棟の大規模改造は６月議会付議案件の位置付け。５月までには一般競争入札を公告するとみられる。１９８２年に完成したＤ棟はＲＣ造３階建て、延べ床面積１８７６�uの規模。
　屋上防水、外壁塗装、内装、給排水・電気設備・空調設備の更新などを一体で行う。市の学校大規模改造は業種一括の発注が通常であり、福岡中でも同じ手法を採用する。
　福岡中のうち１９９２年に完成した別の１棟（ＲＣ造４階建て、延べ床面積５５５７�u）については、２０２５年度の改修発注を目指す。
　上福岡西公民館を大規模改修をするため、設計委託費５２８０万円を計上した。古くなった建築・設備を全体改修する計画であり、４月か５月にも業務委託先を決める手続きを開始する可能性がある。
　同公民館はＲＣ造地下２階地上２階建て、延べ床面積２０６７・61�u。敷地面積が１６５０�u。１９８７年に完成した。改修工事の発注は25年度以降。