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日本工業経済新聞社(群馬)
2024/02/26

【群馬】県私学・子育て支援課 ぐんまこどもの国児童館再整備 基本計画策定へ

県私学・子育て支援課は、ぐんまこどもの国児童館(太田市長手町480)の再整備を計画している。2024年度予算案に基本計画策定委託料として3980万円を計上。23年度内には再整備に向けた基本理念を公表し、年度明け早期に計画策定業務の委託業者をプロポーザル方式で公募する予定としている。
ぐんまこどもの国児童館は1990年5月に竣工したRC造3階建て、延べ床面積4150・41uの施設。車庫を含む面積は2081・16uとなる。1階の延べ床面積は1572・23uで、サイエンスワンダーランドやハイビジョンシアター、こども図書室を整備。2階は延べ床面積1541・51uとなり◇スペースシアター◇クラフトルーム◇ビデオライブラリー◇パソコンルーム◇だんらん広場◇プレイルーム◇多目的ホール−が配置されている。3階にはビューラウンジや研修室、授乳室があり、延べ床面積は1036・67u。このほかエレベータや男子トイレ、女子トイレ、多目的トイレなどが館内に設置されている。
再整備は施設や遊具の老朽化に伴い行う。2023年度は再整備に向けた有識者会議をこれまでに2回実施しており、今後、年度末までに開かれる会議を経て、再整備に対する基本理念を公表する。
24年度は早期に基本計画の策定業務をプロポーザル方式で公募する予定としている。また、24年度当初予算案には基本計画策定委託料のほか、有識者会議の開催費用として122万5000円を計上。同会議の意見を踏まえながら基本計画のブラッシュアップを行っていく。その後、25年度に建築へ向けた設計に取り掛かり26年度に着工したいとしているものの、基本計画の内容や進捗などによって変更となる可能性もある。
ぐんまこどもの国児童館は、ぐんまこどもの国(正式名称=群馬県立金山総合公園)内に位置しており、コロナ禍前は年間35万人が訪れるなど人気の高い県有施設で、現在、群馬県児童健全育成事業団が25年3月31日までの期間で指定管理者として運営している。