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　横浜市道路局は、都市計画道路横浜逗子線釜利谷六浦地区の整備で、トンネル築造工事の総合評価落札方式一般競争入札を２０２４年度に公告する。高度技術提案型とする可能性がある。24年度中に仮契約を締結。早ければ25年の市会第２回定例会で承認を受けた後、着工する。24年度当初予算案に60億円の債務負担行為（25〜29年度）を設定した。
　横浜逗子線は、横浜鎌倉線の関ノ下交差点を起点とし、環状３号線、環状４号線と交差して、逗子市境に至る延長約11・３�`の都市計画道路。
　釜利谷六浦地区は、金沢区釜利谷南１〜六浦４の延長１４００�b区間。幅員は20〜32�bで、片側２車線の４車線道路。
　施工対象は、環状４号線の交差点の北側から丘陵を抜けるトンネル。延長６６０�bの片側１車線で、内径は10�b。非開削部はＮＡＴＭで施工する。前後の開削部の工事をトンネル築造工事にどの程度含むかは検討中。
　トンネル上には、片側１車線の地上部道路を築造する。25年度以降に別途、工事を発注する見込みだ。
　詳細設計はオリエンタルコンサルタンツ神奈川事務所（横浜市中区）が担当する。
　
〜24年度は擁壁など築造〜
　
　24年度はトンネル築造工事の契約手続きの他、トンネル南側の工事を２件発注する。「街路整備工事（その６）」では、延長50�bでブロック積み擁壁を築造、「同（その７）」では２５０平方�bで補強土壁を築造する。いずれも単年度工事。
　また、トンネル北側の延長約３７０�bは用地取得の進捗を踏まえ、工事の発注時期を決める。

提供：建通新聞社