県土整備部は、建設コンサルタントを対象とした入札システム改修説明会を29日と3月1日に開く。4月からの総合評価で応札方法を見直し、応札者が入力する技術者情報を簡素化する。
同部県土総務課によると、総合評価を電子入札する際、応札者は入札価格と配置技術者、業務成績点数の事前入力が必要。だが、業務成績の入力ミスが原因で失格となるケースが見られる。
このため、入力は配置技術者名のみとし、事前に把握した技術者情報をシステム上で管理し、個々の点数を自動判別する仕組みにあらためる。発注者側も点数を確認する作業が省けるという。
同部は4月以降の総合評価から新システムの運用をスタートさせる。
説明会は29日がオンライン、3月1日は県庁講堂で。いずれも開始時間は午後2時。同課では各コンサルタントの応札担当者へ参加を呼び掛けている。
日刊建設工業新聞