魚沼市は21日、2024年度当初予算案を発表した。一般会計は361億3900万円(前年度比8・6%増)で、特別会計、企業会計と合わせた予算規模は561億760万円(同7・3%増)となった。
一般会計の性質別分類をみると、普通建設事業費は72億6511万4000円(同15・9%増)。内訳は補助が40億1759万7000円(同98・0%増)、単独は32億4751万7000円(同13・2%減)。また、企業会計の資本的支出は、ガスが2億5700万円(同47・7%増)、上水道は2億4000万円(0・8%減)、簡易水道は6億3800万円(同16・2%増)、下水道は15億6800万円(同7・2%減)。
記者会見に臨んだ内田幹夫市長は、「町村合併20年の集大成として、予算編成にあたっては過去からの課題を解決すること、次世代に負担を先送りしないこと、子どもたちや若者が将来に希望を持てる基盤をつくること、の3つを意識した」と語った。
主な事業は次の通り((新)は新規)。
▽(新)にぎわい館整備 1553万7000円
・改修工事設計 566万5000円
▽生涯学習センター建設 19億4094万1000円
・建設工事 17億4580万円
▽四日町・袖八地区内水対策 8億7811万5000円
▽高齢者入所施設整備 10億4013万3000円
・養護老人ホーム南山荘建設設計等 6340万円
・堀之内地区特別養護老人ホーム鮎の里改修工事 5億6320万円
▽橋梁等の老朽化対策 2億8921万円
・(新)法定点検・個別施設計画策定 7960万円
▽冬期道路交通確保のための散水管更新・さく井 2億3636万円
▽地球温暖化対策促進 971万9000円
・(新)雪国型ZEH導入補助金 150万円
▽新ごみ処理施設整備
・地歴・測量・地質調査 1843万6000円
・基本計画、設計、PFI可能性調査等 3234万6000円
◆継続費
▽第3次総合計画策定支援業務委託 940万円(24=280万円、25=660万円)
▽特別養護老人ホーム鮎の里改修工事、監理業務委託など 8億5090万円(24=5億9820万円、25=2億5270万円)
▽四日町排水ポンプ場排水圧送管・堤外水路設置工事、監理等業務 1億7990万円(24=6300万円、25=1億1690万円)