秋田市上下水道局は、今年度から着工している豊岩幹線の布設替えに関し、新年度当初予算案に6〜8年度の3カ年継続費5億7,000万円を提案した。年割額は6年度が1億5,000万円、7年度が1億9,000万円、8年度が2億3,000万円。延長301mの(推進工法)を発注し、国道横断部、旭川横断部などを施工する。
豊岩幹線の既設管は、昭和47年〜平成19年にかけて布設されたもので、豊岩豊巻字上野(豊岩配水場)〜川尻新川町(秋田刑務所前)までの延長約8,000m。浜田豊岩連絡管と繋がっている。
事業はこのうち特に年代の古い昭和47〜51年の管を更新するもので、計画延長は1,721m。銀のさら秋田卸町店から家具「WEST」脇を通って県道秋田天王線、ハローワーク秋田前、国道13号(ユニクロ秋田茨島店付近)を抜け、旭川を渡って市立秋田総合病院付近の花の鈴屋交差点までとなっている。詳細設計は日水コンがまとめた。
国道横断部(洋服の青山秋田茨島店、東北機械製作所交差点)と旭川横断部の計301mは推進工法、それ以外の1,420mは開削工法(φ600)で布設替えを進める。
なお、今年度は卸町の家具・インテリア「WEST」から茨島の競輪場外車券場「サテライト秋田」手前まで、延長456.1m(DIPφ600)の工事(施工者:山岡・渡部特定建設工事JV)を進めている。
提供:
秋田建設工業新聞社