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建通新聞社
2024/02/21

【大阪】阪大 吹田アゴラ2棟の設備設計プロポ公告 

 大阪大学は、吹田キャンパス内に建設するアゴラ棟(仮称)のうち、「アゴラ2棟」の設備設計業務の簡易公募型プロポーザルを公告した。参加表明書を3月1日、技術提案書を3月25日まで受け付ける。5月上旬に契約を結ぶ予定。新設の建築設計業務は3月上旬までに発注する見通し。
 アゴラ棟は、「1棟」と「2棟」を分割して整備する。1棟は設計・施工一括で本年度内にも発注する。
 今回公告した「2棟」の設備設計の参加形態は単体のみ。文部科学省「建築設備関係設計・施工管理業務」の認定者。実施設計方針の策定や概算工事費の検討などを行う。履行期限は2025年6月27日まで。
 アゴラ2棟の想定規模は、鉄骨造11階建て延べ約8850平方b。実験室・研究室、共用機器室は合計4300平方b以上を確保し、実験室・研究室は合計4000平方b以上とする。工期は25年10月〜27年3月。
 建設地は医学部・医学系研究科棟の西側に隣接する駐車場用地。
 アゴラ1棟の延べ床面積は1万6750平方bを想定し、1階または2階に教職員専用の学内保育園を配置。また、実験室・研究室、共用機器室は合計8300平方b以上とし、そのうち実験室・研究室は合計8000平方b以上を確保する計画。
 この他、共創スペースは2050平方b以上とし、学内外の利用を想定し低層部や低層棟への配置を基本とする。建設地は大学内の中央通りに位置するバスロータリー。