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建通新聞社(神奈川)
2024/02/19

【神奈川】横浜市 瀬谷中移設建て替えで設計プロポ

 横浜市は、市立瀬谷中学校を旧神奈川県立瀬谷西高等学校跡地に移転し建て替える。基本・実施設計と工事監理の委託先を選定するため、2月20日に公募型簡易プロポーザルの手続きを開始した。参加意向申出書を3月6日、提案書を4月23日まで受け付ける。結果は6月上旬に通知する。
 参加資格は市有資格者名簿で種目「建築設計(監理含む)」、細目「庁舎、学校、病院等の設計」に登録する市内か準市内の単体企業、または市内企業を含む2者JV。本年度に別途委託した上末吉小と大門小、南小の設計業務の受託者はJV代表者として参加できない他、過年度に委託し、現在も業務を継続している万騎が原小と菊名小、戸塚小、本郷中の設計JVの構成員は、今回の業務のJV構成員になれない(代表者は可能)。
 基本設計の業務期間は2025年3月31日まで、実施設計は25年4月〜28年3月とする。校舎棟の工事監理の期間は26年12月〜28年6月、屋外付帯施設は29年2〜8月。総概算予定額は2億9300万円(税込み)を見込む。
 新校舎棟の想定規模は、鉄筋コンクリート造4階建て延べ9400平方b。概算工事費は約50億円と試算している。建設地は瀬谷区中屋敷2ノ2ノ5。敷地面積は約3万8600平方b。
 瀬谷中学校(瀬谷区中央5ノ41)の校舎棟は、建築から築60年以上が経過し、老朽化が進んでいる他、教室数が不足しプレハブ棟を使用している。加えて、瀬谷中が通学区域の南側に位置し、生徒によっては通学の距離に偏りがあるため、通学区域の中心辺りに位置する土地に移転し、建て替えることとした。

提供:建通新聞社