建通新聞社
2024/02/19
【大阪】曽根崎警察署建て替え基本設計プロポ公告
大阪府は、曽根崎警察署改築工事基本設計の公募型プロポーザルを公告した。参加申請書を2月29日または3月1日、提案書を3月18日にそれぞれ持参のみ受け付ける(いずれも正午まで)。ヒアリングを3月26日に実施し、4月3日に選定結果を通知する。委託上限金額は1億4588万5000円。実施設計・工事の発注に当たっては、DB方式を予定しており、DB方式採用に伴う発注者支援業務は基本設計事業者に委託する見通し。
参加条件は単体または2者による設計JV。基本設計の中で、建築設計と電気・機械・ガス設備設計、工事費概算をまとめる。
新庁舎は鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造または鉄骨造で地下2階地上13階建て延べ約1万4397平方bを想定。各部門の諸室や会議室、食堂、車庫などを配置し、エレベーターを3〜4基設ける。建物のZEB化や内装木質化の提案も求める。
想定工事費は約128億6000万円を見込む(このうち建築工事費は約88億1000万円、設備工事費は約40億5000万円)。工事期間は約51カ月。
25年度にDB事業者を選定し、30年度にかけて実施設計と現庁舎の撤去・新築工事を行う計画だ。
曽根崎警察署の現庁舎は、築後50年が経過し、老朽化とともに浸水対策に課題があるため、現地建て替えを行う計画。現庁舎の規模は、鉄骨鉄筋コンクリート造地下3階地上11階建て延べ1万3477・48平方b。所在地は大阪市北区曽根崎2ノ16ノ14。
基本計画は日本設計(大阪市中央区)が担当。