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日刊建設タイムズ社
2024/02/15

【千葉】中継施設整備が始動/松山工場解体2か年7.4億円/東総広域組合予算

 東総地区広域市町村圏事務組合は、13日開催の3月定例会に2024年度一般廃棄物処理事業特別会計予算案を上程し、可決された。松山清掃工場跡地における匝瑳中継施設建設に向け、発注仕様書など作成支援業務に総額1500万円の2か年継続費を設定。年割額は、24年度600万円、25年度900万円。また、松山清掃工場解体撤去工事に総額7億4080万4000円の2か年継続費を定めている。年割額は、24年度2億9632万2000円、25年度4億4448万2000円。
 さらに、土壌汚染対策法に基づく届け出を行うにあたっては、土壌汚染調査業務委託料3872万円を措置している。
 中継施設の建設工事は、早ければ26年度に発注。完成後、旭中継施設の整備に着手する予定。施設規模などは設計段階で検討する。
 松山清掃工場は、匝瑳市松山107に所在。敷地面積は約2・4ha。工場棟は、RC造地下1階地上3階建て、延べ床面積760u。煙突の高さは25m。1984年3月の竣工。処理方式は准連続燃焼式流動床炉で、処理能力は日量80t(40t×2炉)。そのほか、2階建ての管理棟と平屋建てのIDF棟、車庫棟、倉庫棟などがある。
 広域ごみ処理施設「東総地区クリーンセンター」の21年4月の稼働開始に伴い、20年度末に閉鎖した。閉鎖前は、匝瑳市ほか二町環境衛生組合が管理していた。閉鎖に伴い、匝瑳市が用地を取得し、東総広域組合が借用している。
 そのほか、トラックスケール移設工事費1036万8000円、銚子市旧清掃センター解体工事負担金2096万2000円を盛り込んでいる。
 一般廃棄物処理事業特別会計は、対前年度当初比32・46%増の19億6442万8000円。k_times_comをフォローしましょう
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