日本工業経済新聞社(埼玉)
2024/02/14
【埼玉】さいたま市、市民医療センターで浸水対策
さいたま市は2024年度、市民医療センター(西区島根299−1)に止水板などを設置する浸水対策工事を発注する。夏か、それ以降の発注・施工になるとみられる。センター改修のために24年度予算で確保する総額1億2462万7000円から工事費を出す。
水害に弱い立地を受け、施設入り口などへの止水板設置、排水管逆流防止対策(逆流防止弁)を施工する。
測量設計業務を埼玉測量設計(さいたま市、?048−831−9633)が受託しており、23年度末までに詳細な工事内容を固める。
浸水対策工事とは別に、施設・設備の劣化度調査も来年度行う。荒川、鴨川の河川に挟まれた地形であることから、劣化修繕と同時に、より大がかりな浸水対策(設備類の土台かさ上げなど)についても検討していくとみられる。
市民医療センターはRC造地下1階地上6階建て、延べ床面積2万9506・51uの規模。敷地面積が1万8608・99uとなっている。