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　湯梨浜町宇野地区にある東郷湖羽合臨海公園の階段護岸工事で、県土整備部は13日、県内一円の土木一般Ａ級を対象に工事公告する方針を固めた。当初「港湾工事」の発注を予定していたが、船舶を伴わない工事であることから土木工事として取り扱う。
　工事費は２億円近く。16日に簡易評価型総合評価の制限付き一般競争入札を公告する。
　橋津川東側に広がる沿岸で、長年の風浪を受けて傷んだ緩傾斜護岸を遊歩道とともに修復する。施工延長は１２６�b。大型土のうによって仮締め切りした後、埋もれた基礎捨石や被覆ブロックを回収し、公園内の駐車場に仮置き。海岸ブロックと合わせて据え付け直す。設計は日本工営。
　工事を担当する県まちづくり課は、潜水士の水中作業が伴い当初、「港湾工事」を想定していたが、県土整備部の審査会で土木工事として発注する方向が決まった。
　発注対象は県内の土木一般Ａ級単独。入札スケジュールは今後調整の上、年度末までに開札し、気象条件が整う５月〜８月に施工する。工期は２５４日間。

日刊建設工業新聞