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建設新聞社
2024/02/15

【東北】51億余で西松建設JV/WTO秋田道4車線化の黒沢TN

 NEXCO東日本東北支社は、WTO対象一般競争入札の「秋田自動車道黒沢トンネル工事」の施工者を西松建設・植木組JVに決めた。1月12日に開札し、1落の51億2700万円、評価値94・622(技術点25・000+価格点69・622)で決定。総合評価は技術提案評価型。
 入札者は落札者のほか、鴻池組・若築建設JV、大林組、五洋建設・りんかい日産建設JV、奥村組、フジタ、清水建設、安藤ハザマ、熊谷組、青木あすなろ建設・佐田建設JVと、調査等基準価格未満が2者(竹中土木、前田建設工業・アイサワ工業JV)、契約制限価格超過が4社(戸田建設、東急建設、不動テトラ、大成建設)の計16者。契約制限価格は54億9700万円。調査等基準価格は50億5724万円。
 秋田道4車線化事業のうち、2019年度に事業化した湯田IC〜山内PA付近までの区間で、岩手県西和賀町の越中畑橋付近から秋田県横手市の黒沢橋まで県境を跨ぐエリアが対象。総延長は約3360b(上り線1261b+下り線2099b)。黒沢トンネルをはじめ、田代沢橋の下部工、黒沢橋の一部下部工、道路土工を施工する。
 このうち土工延長が約2692bで、主に切土。区間終点側の黒沢トンネルは延長520b、内空断面積約80平方bで起点側(岩手県側)から機械掘削を行う。区間中間部の田代沢橋は下部工全3基(A1・P1・A2)を構築。黒沢トンネルに近接する黒沢橋はA1のみ施工する。工事用道路や仮桟橋などを含む。
 施工地は西和賀町越中畑地内〜横手市山内黒沢下黒沢地内。工期は27年11月12日。

 提供:建設新聞社