建設新聞社
2024/02/14
【東北・福島】会津若松市が県立病院跡地利活用プロポ
会津若松市は13日、DBO方式による「県立病院跡地利活用事業」の事業者選定へ公募型プロポーザルを公告した。子どもの屋内遊び場を核とした公共施設や民間収益施設を設置する事業で、提案上限価格は47億5164万7000円(税込み)としている。
参加表明書の提出期限は5月16日、提案書の提出期限は7月18日で、ヒアリングを8月に実施し同月中に優先交渉者を決定する。担当は企画政策部企画調整課。
参加形態は公共施設事業の統括マネジメント、設計、建設、維持管理および運営企業、民間収益関連企業で構成し、仮契約締結までにSPCを設立することが条件。主な参加資格は、建設が市内または準市内業者は建築工事一式の資格総合点数780点以上、市外業者は経審の建築一式工事の総合評定値1500点以上など。
事業用地は、会津若松市城前108ほか地内の旧県立会津総合病院跡地2万7229・78平方b。整備する屋内機能は延べ約2000平方bを想定し、内部は子どもの遊び場、相談・多目的スペースなどとする。
屋外機能は駐車場が約190台、防災機能が約150平方b、広場・緑地機能が約3200平方bとしている。このほか定期借地権方式で民間収益事業を整備する。
提案上限価格の内訳は設計・建設工事が23億9412万7000円、開業準備準備および指定管理料は23億5752万円。これとは別に雨水流出対策施設分1億3195万7000円の上限額も設定している。
公共施設の設計・建設は2027年4月まで、維持管理および運営期間が同年5月から42年3月まで。
提供:建設新聞社