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　長岡市は１３日、２０２４年度当初予算案を発表した。
　一般会計は、前年度比３・１％増の１３３９億８５００万円。普通建設事業費は前年度比４・９％増の１５９億７４８３万５０００円（補助７６億７３５５万円、単独８３億１２８万５０００円）。また、企業会計では下水道事業に１７６億８９７０万円（前年度比８・０％減）、水道事業に１０６億１１２０万円（同３・６％減）、簡易水道は９億７４７０万円（同８・９％減）とした。
　記者会見に臨んだ磯田達伸市長は「中越地震や７・１３水害から２０年という年であり、能登半島地震での教訓も踏まえ、災害に強く誰もが安全安心に生活できる明るい未来をつくる予算として、全庁挙げてしっかりとした原案をつくり、（予算案として）まとめたものだ」と自信を見せた。
　主要事業は次の通り（（新）は新規）。
▽（新）震災・水害２０周年事業　２４８５万８０００円（防災意識向上や持続可能な地域づくりの機運醸成）
▽（新）津波対策の強化　２９０８万５０００円（津波ハザードマップ改訂など）
▽（新）消防庁舎の移転整備・女性職員の勤務環境整備　２５００万円（栃尾消防署）
▽大積スマートインターチェンジ（仮称）と周辺道路整備の推進　１０億７４６０万円
▽左岸バイパス南延伸推進　１億５４２１万円
▽幹線道路の整備　５億４２６９万円（越路原バイパス、浄土川河川改修関連道路など）
▽冬期の車道・歩道の安全確保　１０億４６９万８０００円（市有消雪パイプや除雪車の更新など）
▽長寿命化修繕計画に基づく道路ストックの保全対策実施　９億２０５１万１０００円（予防保全に向け橋梁や舗装の修繕工事を計画的に実施）
▽北部地域斎場（仮称）の整備　５億１５０６万５０００円（寺泊斎場と与板無憂苑斎場を統合し、新斎場を和島地域に整備）
▽市営住宅の長寿命化　２億１４７３万４０００円（宮栄団地５号棟などの大規模改修）
▽栃尾支所庁舎の移転　２億８１４５万９０００円（現支所庁舎の解体工事など）
▽「米百俵プレイス」東館の整備　１０億１２５１万円
▽小・中学校の大規模改修　３億５３７万２０００円（（新）川崎東小学校基本設計、（新）江陽中学校実施設計、宮内小・南中など校舎増築・大規模改造の実施）
▽戦災資料館の移転整備　２億８６８９万７０００円（旧互尊文庫を全面改修）
▽悠久山公園の整備　１億６５８９万円（ふれあい悠園地、園路、野球場トイレの整備）
◎継続費
▽栃尾消防署移転整備　１１億２５００万円（２４−２５年度）
▽現栃尾支所庁舎解体　６億５３００万円（２４−２５年度）
▽戦災資料館移転整備　１３億６０００万円（２４−２５年度）