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　市原市は14日開会の第１回定例議会に上程する２０２４年度当初予算案の概要を公表した。市庁舎整備事業で、調査・実施設計・建設工事に24〜31年度を期間とする限度額１５４億８３５４万２０００円の債務負担行為を設定。さらに、市庁舎整備事業発注支援業務委託に総額２９３３万４０００円の２か年継続費を定めている。また、公共施設個別施設計画円滑化推進事業に、総額３億１９００万円の３か年継続費を設定。辰巳台東小学校の整備基本方針策定にあたり、機能集約や事業手法などを検討する。
　一般会計は、前年度比７・６％増の１１６４億５０００万円。３年連続で１０００億円を超えた。このうち、普通建設事業費は同64・１％増の１６３億９８７６万６０００円。
　水道事業会計は、同１％減の63億３１３０万円。
　下水道事業会計は、同15・９％増の１４１億９６８０万円。
　学校施設の屋上防水・外壁改修および設備工事に３億３５０７万７０００円を措置。事業内容は、小学校３校・中学校１校の工事や、小学校２校・中学校１校の実施設計委託など。
　（仮称）五井駅東口土地区画整理事業などの推進に関し、都市計画・農林調整支援委託に総額２０７８万４０００円、まちづくり方策検討支援委託に総額１２１０万１０００円の２か年継続費を定めている。
　拠点別整備基本計画（八幡宿編・姉ケ崎編）の策定・推進に向け、拠点整備推進支援委託に総額１１９６万８０００円の２か年継続費を設定している。
　25年度と26年度に予定しているゼットエーボールパーク（臨海球場）人工芝改修工事の設計に伴う資材調査委託などに１７０万円を措置。
　街区公園整備事業で、（仮称）八幡宿駅東口地区１号公園実施設計委託、北五井２号公園整備工事、岩崎北公園整備工事などに１億６５８万６０００円を盛り込んでいる。
　北五井土地区画整理事業に12億６０２２万１０００円を措置。道路築造工事、街区造成等工事、建物移転等補償などを行う。
　そのほかの主な事業は次の通り。
　〔▼は新規事業〕
【一般会計】
　▽八幡宿駅東口土地区画整理事業（２号街区公園予定地造成工事ほか）＝２億４１５６万４０００円▽八幡椎津線（平田、五井・島野、姉崎、八幡）整備事業＝３億６９４９万６０００円▼道路維持事業（市道の舗装等修繕、ＡＩを活用した道路パトロールほか）＝10億８６３７万３０００円▽地磁気逆転地層整備事業（土木工事、建築の実施設計、展示の基本設計・実施設計ほか）＝２億８７６２万４０００円▽学校給食共同調理場再整備事業（ちはら台学校給食共同調理場大規模改修およびアレルギー専用調理室設置工事ほか）＝64億６９５１万３０００円▽（仮称）市津の里整備事業（ゾーニング案策定）＝８３１万６０００円▼千草山調整池改修事業（流入管設計委託）＝８００万円
【水道事業会計】
　▽緊急時連絡管整備事業＝２億３４１０万円▽石綿セメント管更新事業８億１３４万３０００円▼市営水道公民連携推進事業（24〜27年度債務負担行為）＝限度額７億３０４６万１０００円
【下水道事業会計】
　▼青葉台調整池改修事業（改修等設計委託）＝１９４０万円▽公共下水道ストックマネジメント事業＝26億２５９３万２０００円